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栗本薫さんが亡くなられた。
以前にも記事にしたが、「グイン・サーガ」シリーズは、この四半世紀以上に渡って、新刊が出る度に欠かさずに読んできた。
ぼくが書店に行ってまず最初に確認するのは、「グイン・サーガ」の新刊が出ているかどうか?である。
単なる好きな小説とかそういうレベルではないのだ。
最近のあとがきでは、闘病生活に触れられていることも多く、正直いつかこのような日が来ることを予期していたとはいえ、やはりショックです。
すでに本編126巻が発表されている世界最長の大河小説「グイン・サーガ」は、永久に未完のままとなってしまった。
きっと、一番悔しいのは、栗本薫さんご本人だろう。
ある種の小説家は、比喩ではなく本当に、ひとつの宇宙を創り出すことが出来るのだ。
そのことを、ぼくはこの小説から教えてもらった。
ご冥福をお祈りいたします。
かれらは運命の神ヤーンによって動かされていた。しかしかれら自身は自らが運命の糸の上にあることを、未だ知らなかった。
グインサーガ(1) 「豹頭の仮面」 栗本薫 著 より
- 2009年5月27日 22:12
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