Home > アレコレつぶやき > | 独り言あるいは自分用メモ > 人間万事塞翁が馬、と秘密の鍵

人間万事塞翁が馬、と秘密の鍵

20100630-102518667-getty-spo-view-000.jpg

なんなんでしょ、この「勝たせてあげたかった...」という気持ち。
ついでに言えば、オランダ戦の後に心の底から感じた、あの「悔しい」という思い。

サッカーにはさほど興味はないのだけれど、内なるナショナリズムを平和的に発露させる場として、日本代表チームの動向についてはいつも比較的熱心にウォッチしている。
岡ちゃん(と、あえて呼ぼう)の、基本的にはアツいタイプでありながら(たぶん)も極めてロジカルなところが、個人的に好き。
しばらく休んだら、随筆集とか出して欲しいなあ。NHK(たぶん)でサッカー中継の解説をやっていた時も、なるほど~とそのコメントによく感心させられたものだが、言葉のひとつひとつが深い(そしてアツい!)んだよね。

例えば、今このタイミングで、この講演の記事なんかを改めて読むと、なんちゅうかその、胸にこみあげてくるものがありますな。
彼がやろうとしていたことは、たぶんほとんど達成しかかっていたように感じる。
あぁそれでも今回は、勝たせてあげたかったなあ.....

僕は色紙などに「座右の銘を書いてくれ」と頼まれたら、大体"人間万事塞翁が馬"という言葉を書くんです。
~中略~
僕は「バーレーンに負けなかったら、どうなっていたんだろう」「ウルグアイに負けなかったら、どうなっていたんだろう」といろいろなことを今思います。そういうことが続いてくると、何か問題やピンチが起こった時に「これはひょっとしたら何かまたいいことが来るんじゃないか」と勝手に思うようになるんです。
~中略~
ずっと振り返ってみると常にそういう連続でした。「バーレーンに負けたおかげで今がある」と思います。そして、ふと自分の手元を見てみたら、僕がずっと探し求めていた秘密の鍵があったんです。これは秘密の鍵ですからお話しできませんけどね。秘密ですから(笑)。恐らく僕があの後、どれだけ机の上で勉強してもつかめなかっただろう秘密の鍵が、のた打ち回りながらでもトライしていたら、手の上に自然と乗っていたんです。
~中略~
 僕はいろんな決断をする時に、「明日死ぬとしたら今どうするだろう」と自分を追い込みます。人生というのは「おぎゃー」と生まれてから、必ず来る死というものに一歩一歩進んでいくだけなんです。
~中略~
 でも、できるならどんな小さなことでもいいから、チャレンジをしてもらいたい。頭でごちゃごちゃ考える前に踏み出してみる。少々壁や何かがあろうが、そんなもの関係ない。必ず乗り越えられる。壁というのは邪魔をするためにあるのではない。自分の気持ちを確認されているんです。「本気でこいつはやってんのかどうか」と。

Business Media誠 「岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは 」より

江川紹子さんと麻木久仁子さんが「 ホントにいいもの見させてもらった。日本の若者はスゴイ。私たち中高年もがんばらなくちゃ!」みたいなことをつぶやいていたが、まぁそういう感じですな。
蛇足だけれど、岡田監督もこの壁を乗り越えて、きっと指導者として次のステージにチャレンジするだろうしね。

  • 2010年6月30日 21:08
  • Posted by: かえる

Comments:0

Comment Form

Home > アレコレつぶやき > | 独り言あるいは自分用メモ > 人間万事塞翁が馬、と秘密の鍵

リンク集
フィード購読

Return to page top