映画 Archive
女の子と映画
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「ドラえもん のび太の人魚大海戦」へ.......
ドラえもんセットのポップコーン(ミドリ語では「こっぷぽーん」)を頬張りながら、彼女もご満悦であった。
ところで、映画はなかなか面白かった(脚本は真保裕一!!!)のだが、声変わりしたドラえもんと、しずかちゃんがキレイ過ぎる点は、いささか気になってしまう昭和生まれのオジサンなのであった。。。
- 2010年3月 7日 16:28
啓示的なカレンダー
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- (Main Category: 独り言あるいは自分用メモ)
しばらく前に自家製カレンダーについて書いたが、数年前からトイレの壁には「はからめ 月のカレンダー」というヘンプペーパーで作られた市販の手作りカレンダーを張っている。
月の満ち欠けが一目でわかるようになっていて、とても気に入っています。
購入した店の主人は、「満月の夜がすぐにわかるので夜の山歩き計画に良い」と言っていたが、ぼくはどちらかというと「新月の晩がすぐにわかるので、星空撮影の計画を立てるのに便利」と考えたのだ。
で、このカレンダー、月ごとにそれぞれ、まるで短い詩のように、何気ない一言が記されているのです。
そして、この言葉がいつも何とも啓示的に思え、トイレに入るたびに、何だかドキドキしてしまうワタクシなのでありまする。
例えば、個人的にわりと重大な決意をした昨年の5月。
The time is now. - いまがそのとき
いやでもやっぱりどうなんだろ~、と思い悩んだ翌月。
Watch inside, within you. - こころの中を眺めてみよう
そして、その次の月は、
Walk in beauty. - 美しき道を行こう
と、なんだかこのカレンダーに自分の人生を予告されているような、操られているような、そんな錯覚すらおぼえる今日この頃なのである。
月末になると、カレンダーめくるのがちょっとコワイほどである。
M・ナイト・シャマランの「サイン」という映画があるが、あれは要するに「すべての出来事には必ず意味がある。そこには確かなメッセージが込められている」と信じる(に至る)男の話であった。
メル・ギブソン演じる主人公は、ソレが神からの啓示であったと気付き、一度は捨てた信仰を取り戻す。いわば、その心のありようが信仰であり、宗教心というものなのだ。
しかし、人によってはソレを「神」からのメッセージではなく、自らの「運命」だったり何だったりと感じることもあるだろうし、そもそもそんな発想すらまったくない人も多いと思う。
つまり、物事や言葉そのものに意味があるわけでなく、ソレをどう解釈するか、どう受け取るのか、こちら側の心の問題なのだ。
ともかく、ぼくはまったくもって宗教的な人間ではないので信仰に目覚めたりはしないのだが、このカレンダーに記されたフレーズは、なんだかとっても気になっちゃうんだよな~.....
- 2010年2月 4日 00:30
冒険はそこにある - カールじいさんの空飛ぶ家
ずいぶん前から色々な人に話しているのだが、朝日新聞朝刊に時々掲載される沢木耕太郎さんの「銀の街から」という映画評論エッセイが、個人的にスゴク好きです。
文芸でも映画でも、いわゆる評論家による論評や作品紹介というのを新聞や雑誌で目にする機会は多い。
しかし、その多くは読んでいてあまり楽しいものではないのだ。残念ながら、ぼくの貧しい読解力では、結局何を言いたいのかすらもよくわからない場合が多いからだ。
もちろん、内容が理解できないのはこちらの問題だが、そもそも読者に対して何かしらの訴求力を持つ文章にしようという意志の感じられないケースも少なくない気がするんだよなぁ。評論とはそういうものではない、と言われてしまえばそれまでですが。
で、それはともかく、「銀の街から」を好きな理由の一つは、評論の方向性が取り上げた映画に対して肯定的なものであっても否定的なものであっても、読み終わった後に必ず「あ~、この映画観てみたいなぁ」と感じさせる点にある。そして、映画を見終わった後に、ああっ!と頷く伏線も文章中にキチンと用意されているのだ。
そんなわけで、このエッセイを読んでいなければ観なかったであろう映画は、実はもうけっこうな数に上る。
しかし、この映画を見た大人に強く記憶に残るのは、家が浮く前に描かれるカールじいさんの人生であるような気がする。
朝日新聞 2009年12月8日朝刊掲載 「銀の街から」 沢木耕太郎 より
気の弱い少年が気の強い少女と知り合い、長い付き合いの中で互いの愛の存在に気がつき結婚する。楽しい日々を送るうちに子供をもうけるが生まれる前に失ってしまう。それでも互いを慈しみ合い、少しずつ老いていき、やがて妻を見送らなければならないときを迎え、カールじいさんはついにひとり残されることになる・・・。
これをほとんど台詞なしに、わずか十分間で描き切ってしまうのだ。この十分間は、最近のアメリカのCGアニメの中でも比類がないほど美しい。もしかしたら、その十分間によってこの作品のそれ以降の一時間余が支えられているのだ、と言ってもいいかもしれない。
~中略~
最初から最後まで老人が主人公のアニメーションというのはかなり珍しい部類に属するだろう。そんなことが可能だったのも、偏屈そうなカールじいさんには、いつも最初の十分間で描かれた、気弱で夢見る少年の姿が二重写しになっているからなのだ。
で、で、もちろん観に行きました。
「銀の街から」を引用までしているので、内容についてここでワタクシが駄文を連ねるつもりはございません。
でもですねぇ、世の中には「見ておかないと損をする映画」というのがあると思うのですが、これはその一本に推薦したいくらいの気持ちでございます。
叶えることが出来なかったはずの幼い夢は、実はとうの昔に少しずつ実現していたのかもしれない。
冒険は、そこにある。
そして、果たすべき約束のために、過去を捨てて「新しい冒険」を始める人間こそが、本当のヒーローなのだ。
その結果、勝者はかけがえのない「財宝」を手にすることとなる。
さて、その「財宝」とは?
こういった文章にすると陳腐なことを、ポンと夢のような感動に変えてしまうのが、優れた映画だけが持つマジックなのだと思う。
おもしろい映画って、本来「そんなバカなっ!」ということが、鑑賞中は大して気にならないものなんだよな。
たしかに、「もしかしたら、本当に風船の浮力だけで家も飛べるかもしれないと思わせてくれる驚きがある(前出「銀の街から」より)」
作品です。
かな~り、オススメします。
ちなみに、ミドリも一緒だったので日本語吹替版にしたのだが、話題作りのためのヘンなキャスティングなどをしていないのか、声優さん達の演技もすごく自然で違和感がなく、もしかしたら字幕版で見るよりイイかも、と感じました。
なお、ぼくがこの映画を相当気に入ったことには、犬と暮らしているという状況が多分に影響しているのかもしれない。
これは宣伝などではあまり触れられていないようだが、この映画は犬好きな人だと別の意味できっと楽しめると思う。
いやはや、いつもボールひとつで簡単に騙されちゃうんだから、犬ってやつはアホだカワイイねぇ~。。。
クククッ。
- 2009年12月11日 22:18
あなたになら言える秘密のこと - THE SECRET LIFE OF WORDS
- Categories: アレコレつぶやき | 映画 | 独り言あるいは自分用メモ
- (Main Category: 映画)
映画の魅力には様々あるが、散りばめられた伏線がひとつひとつ(あるいは一気に)解き明かされる瞬間の何とも言えない感覚は、重要な要素であるように思う。
どんなに素晴らしいラストシーンを迎えても、回収されずに終わった伏線(らしき場面)があると、「え、あの件は結局何だったの...?」となんだか落ち着かない気分になってしまうものだ。
誰とも口を利かず、孤独な毎日を送っていたハンナ。
働き過ぎを理由に、工場長になかば強引に休暇を取るように勧められ、彼女はある港町にやってくる。
休暇など欲しくなかった彼女は、油田採掘所で事故が起こり看護婦を探しているという話を聞き、「自分は看護婦だ」と告げる。
患者のジョゼフは重度の火傷を負っており、一時的に目が見えなくなっていた。
黙々と彼を看護するハンナ。
それぞれに謎と哀しみを抱えている採掘所の仲間達。
やがて、彼女の心の中で、何かが少しずつ変わっていく。
イザベル・コイシェの特徴なのだろうか、謎に満ちた美しい映像が続く前半の淡々とした展開と、その謎の答えが指し示される瞬間の鮮烈な残酷さ。
秘密を突然共有させられることになった我々の戸惑いが、そのコントラストの見事さを証明することになる。
しかし、海の底の暗黒がどれほど正確に描写されていたとしても、そこに差し込む一条の光が描かれていない映画には、何の価値もない。
少なくても、ぼくはそういうタイプの映画は好きではない。
もしかしたら世界は少しだけ良くなるかもしれない、という希望のまったく存在しない物語を、映画に望む人なんているのだろうか?
※以下、決定的なネタバレを含みます。でも、この台詞の意味の本当の深さは、観た人じゃないとわからないと思うけど。
もし2人でどこかへ行ったとするわ
「あなたになら言える秘密のこと」より
そしたらきっと ある日
今日じゃなくて
明日でもないけど
ある日 突然
私は泣きだして
誰にも止められなくなる
部屋は涙の海よ
私は息もできず
あなたを水中に引き入れ
2人で溺死よ
すべての伏線は大きな意味を持つ物語の一部となり、かすかな希望の兆しが差し出される。
少なくてもぼくにとって、映画の最大の魅力とは、こういうことだ。
泳ぎを練習する
「あなたになら言える秘密のこと」より
誓うよ
きっと泳いでみせる
- 2009年11月 3日 13:03
死ぬまでにしたい10のこと
愛おしく静かな映画。
あなたは?と問いかけられ、自分だったら...と立ち止まる物語。
梢の合間から見える空のカットに、ブロッサム・ディアリーの「Try Your Wings」が流れ始めるシーンは、あまりに効果的で泣けてきた。
とにかく、音楽がどれもこれも素晴らし過ぎるのに(主人公の鼻歌さえも...)、国内盤のサントラは発売されていないようだ。
「お姉さん いい選曲ね」
「死ぬまでにしたい10のこと」字幕:古田由紀子 より
「好きか?」
「ステキ」
「ブロッサム・ディアリーだ」
「どんな人?」
「ブロッサム・ディアリーは最高さ。83歳の今も歌ってる」
「83歳?」
「NYのウェストサイドの小さなバーで歌ってる。彼女は小さなかわいらしい声で歌う。体つきも小さくて 人柄もかわいい」
「83歳?」
「ああ 83歳だ。今度 連れて行くよ」
- 2009年5月23日 02:28
映画「マーリー」、とミドリの怪我と犬の献血
映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」、さっそく観てきました。
書籍の各エピソードを駆け足で追ったという感じの、割と淡々とした作りでしたが、上手にまとめられていて、悪くなかったです。
簡単に言うと、家族とは?、という映画です。
予想通りの箇所が、予想通りのシーンになっていました。
初めて赤ちゃんと対面させる場面では、モーフィーにミドリを紹介した2年前の時のことを思い出して、ちょっとウルッときてしまいました。
ちなみに、本日は犬用おせんべいの試供品プレゼントがありましたよ。
ところで、実は日曜日の夜に、室内でミドリが派手に転び、額がパックリ割れるという事故がありました。
頭を強打してしまったので、一時はどうなることかと思いましたが、外傷のみで脳への影響はない(厳密には、あと1ヶ月くらい経たないと完全に安心は出来ませんが....)ということが不幸中の幸いでした。怪我の後も、本人はいたって元気そのものです。
傷自体は、すでにほとんど治りかかっていますが、新しい皮膚組織は紫外線を吸収しやすくシミになってしまう可能性があるようなので、当分の間はおでこに絆創膏あるいは日焼け止めを塗って過ごすことになると思います。しばらくの間、傷跡が痛々しく感じられる写真もあるかもしれませんが、まぁそんなワケでございます。
ついでに書いておくと、先日モーフィーが3度目(実際に供血しなかったケースを含めると4度目)となる犬の献血に協力させていただきました。
前後に豪華食事を振る舞われ、ヤツはひたすら喜んでおりました。
世界一おバカでもいいから、いつまでも元気でいて欲しいと思う今日この頃でございマス。
- 2009年3月27日 23:31
LOSTとか24とかプリズン・ブレイクとか...

近所のGEOはたまに旧作1本100円となる日があるので、その機会を逃さずに一度に10本以上をレンタルし続けて、何となく見逃していた「LOST」を、ここ2~3週間でシーズン1からシーズン4まで一気に視聴した。あぁぁ、疲れた。
でも、次のシーズンが早くレンタル開始されないと、人間関係とか細かいストーリーとか、忘れてしまいそう......
それにしても、やっとLOSTが一段落したかと思ったら、「24: Redemption」がリリースされ、さらに5月には「プリズン・ブレイク」のファイナル・シーズンも控えている。
海外ドラマシリーズは、一度見始めると中毒性がありますな。やれやれ。
- 2009年3月20日 15:44
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

犬と暮らし始めると、飼育書の類はもちろん、本のタイトルに「犬」とあるだけで、思わず反応してしまうものだ。
「Marley & Me - life and love with the world's worst dog」は全米で200万部を超えるベストセラーであり、その日本語訳となるこの「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」も、仕事帰りにいつも立ち寄る書店で長い間平積みにされていた位だから、日本国内でも相当多くの人に読まれているだろう。
もちろん気にならないわけがなく、何度も手に取ってはみたものの、「やんちゃなラブを飼い始めたカップルに子供が生まれ、やがて犬も年老いていき....」といった内容は、個人的にあまりに過剰に感情移入してしまいそうで、何となくそのままになってしまっていた。
しかし、映画化作品(モータン、予告編見ただけで泣いてます....)の日本公開も近づき、先日あわてて原作を読了したという次第である。
もっと犬のことを、特にラブラドールのことを、よくわかった人が慎重に育てていれば、マーリーはあれほどストレスまみれで破壊行動に走ることもなくあれほど雷の音に怯える必要もなかったのではないか?、(飼い主なりに犬を愛していたことはわかるが)要するに巷によくある「おバカな飼い主を持ってしまった気の毒な犬の話」なのではないか?.....といった感想を述べるのは簡単だろう。
マーリーの問題行動やそれに対する家族の対応に、本来行うべきであった「正しい」対処方法を指摘することも、それほど難しいことではないかもしれない。
でも、この本を読んで、そんな気持ちになる人は、おそらくほとんどいないだろう。
犬と暮らすからには、壁は壊れるし、クッションは破裂するし、敷物はぼろぼろになるものだ。どんなつきあいにも犠牲はつきものだ。僕らはその犠牲を受け入れたし、マーリーはそれに見合うだけの喜びや楽しみや保護や仲間意識を与えてくれた。マーリーにかかった費用や修理代などを総計すれば、きっともうヨットを買えるくらいにはなっていただろう。けれど、ヨットを何隻持っていたところで、玄関で一日中帰りを待っていてはくれない。膝に乗ったり、一緒にそりで丘を滑ったり、顔をなめたりはしてくれない。
「マーリー」ジョン・グローガン著 古草秀子訳 より
著者ジョン・グローガンの文章は、新聞社のコラムニストらしいウィットに富み、(犬の飼い主にありがちな独りよがりで視野の狭い愛情表現を避けて)やや距離をおきながらも、愛犬への眼差しはあくまでも優しく温かい。
犬と暮らす人ならば、あるいはかつて暮らした人ならば、きっと何度も頷き、笑い、胸の奥を摑まれるような気持ちを味わうことになるだろう。
(周囲の人に気味悪がられるから、電車の中で読むのは止めた方がいいかも.........)
なぜならばここには、幼稚な「正しい犬の飼い方」ではなく、より普遍的な「犬を飼うというのはどういうことなのか?」が描かれているからである。
「犬を飼うってステキです -か?」にも、平岩米吉の数々の著作にも、そしてこの「マーリー」にも、犬との暮らしを描いた優れた書物にはすべて同じコトが書いてある。
犬と暮らし、やがてこの感慨を持つに至った人は、きっと幸せな飼い主であろう。
そして、その家族と共に暮らした犬の生涯もまた幸せであったと言える、と信じたいものですね。
それを象徴するかのような場面がこの本には登場するが、おそらく映画の中では非常に美しいシーンとなっていることだろう。
なんとなく、映画化にとても向いた作品だと感じます。公開が待ち遠しいです。
そんなこんなで、映画「マーリー」のホームページをチェックしてみたら、コレ発見!
さっそく、我が家の愛しきバカ犬・モーフィーとミドリ連れて、写真撮りに行かなくちゃ~~~!!!
※後日注
自分で書いておきながら、きれいサッパリ忘れていて、結局応募せずじまい.......
コメントくださった、しずくパパさんは見事入賞されたようです。
ウラヤマシィ~~&おめでとうございます!!!
------------
※以下引用は、ある意味ネタバレっぽいのでご注意くださいませ。
常識はずれな考えかもしれないけれど、マーリーを失ってみてはじめて、すっかり合点がいったことがある。マーリーは良き師(メンター)だったのだ。教師であり、手本だったのだ。犬が--それもマーリーのような、かなりいかれた、やりたい放題の問題犬が--人生において本当に大切なのはなんなのかを、身をもって人間に示すなんて、できるのだろうか? 答えはイエスだと僕は信じている。忠誠心。勇気。献身的愛情。純粋さ。喜び。そしてまた、マーリーは大切でないものも示してくれた。犬は高級車も大邸宅もブランド服も必要としない。ステータスシンボルなど無用だ。びしょぬれの棒きれ一本あれば幸福なのだ。犬は、肌の色や宗教や階級ではなく、中身で相手を判断する。金持ちか貧乏か、学歴があるかないか、賢いか愚かか、そんなこと気にしない。こちらが心を開けば、向こうも心を開いてくれる。それは簡単なことなのに、にもかかわらず、人間は犬よりもはるかに賢く高等な生き物でありながら、本当に大切なものとそうでないものとをうまく区別できないでいる。
「マーリー」ジョン・グローガン著 古草秀子訳 より
- 2009年2月21日 14:12
ブロッサム・ディアリーの思い出
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ブロッサム・ディアリーが亡くなられたそうだ。
享年84。
個人的に、もっとも好きな、もっとも多くのレコードを所有している、女性ジャズ・シンガーだ。
2003年4月のニューヨーク。
ヤンキースに移籍した松井秀喜が地元デビューを満塁本塁打で飾り、テレビではフセイン像が倒される映像が繰り返されていた。
マンハッタン・ミッドタウンのたしかレストランロウと呼ばれる辺り、エスニックレストランの店舗奥にある小さなライブスペース、Danny's Skylight Roomで彼女のライブを観た。
見た目は、品の良い普通のおばあちゃん。でも、何十年も前のレコードと何ら変わることない、あの声とあの雰囲気。不思議な感じだった。幸せなひとときだった。
サマータイムがその日から始まったことを知らずに、少し遅刻してしまったことが、今でも悔やまれる。
でも、そんな失敗も含めて、大切な思い出です。
ブルース・ウェバーの映画「トゥルーへの手紙 A LETTER TO TRUE」で、ブロッサム・ディアリーの音源が2曲使われている。
「Manhattan」が流れるシーンの、あのせつなさ。
「Try Your Wings」と共に展開される映像の、あのやさしさ。
それぞれ、あの映画の中で、もっとも美しくもっとも胸にせまる場面だ、とぼくは思う。
悲痛なだけのメッセージで埋もれてしまいそうになるあの作品を、彼女の声が救ったのだ。
Blossom Dearie(1924-2009)。
いわゆるジャズ・ジャイアンツと呼ばれる存在ではないと思うし、たぶん本人もそんなものになりたくはなかっただろう。
でも、最高のシンガーであり、素晴らしいピアニストです。大好きです。
遠い国から、ご冥福をお祈りいたします。
- 2009年2月10日 21:57
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となりのトトロ
ミドリのリクエストにより、2週連続で「となりのトトロ」をレンタル中。
一日に何度も「みーたん、トトロ観る!」と、もうウルサイウルサイ。
ぼくも、すでに5回くらいは付き合わされている。
何度観ても「よく出来てるな~」と感心させられる名作だが、さすがに連日連夜の鑑賞は大人にはキビシイものがありまする。。。
もうすぐ2歳になるミドリだが、大概の子供用映画は集中力が続かず10分もすると飽きてしまう。
しかし、トトロだけは特別らしい。何時間でも、何回でも、観ていて楽しいようだ。
トトロやねこバスは子供しか見ることが出来ないようだが、どうやらこの映画の中にも、子供にしか見えない何かが棲んでいるようです。たぶん。
- 2009年1月20日 22:22
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